2009年2月8日日曜日

Six Strings Down / Six Strings Down


『Six Strings Down / Six Strings Down』 (Hot Tamale Records 1002)
1. The Guitar Song
2. Rough In That Stuff
3. That's How Strong My Love Is
4. Pawn Shop Man Blues
5. Devil In Drag
6. Dreams
7. Inner City Blues
8. Snatch It Back
9. Radio
10. Open Up Your Mind

ニューオリンズの若手ギタリストJohn Lisi、Billy Iuso、West Bank Mike Doussan、Josh Garrett。それぞれ自己のバンドを率いて活動している4人のギタリストが集結し、作り上げたアルバム。ブルース・ロックやサザン・ロックといった感じのサウンドで、実にファンキーでイカシたギターアルバムでした。

1曲目のローダウンなシャッフルや2曲目のニューオリンズらしいファンキーなサザン・ロック、この辺りのサウンドは結構カッコいい。やはりギタリストが4人もいるとギターに厚みが出るね。それに、それぞれ個性もありますから、絡み合ったギターを聴くのも面白かった。あと、オールマンの(6)とかね、マーヴィン・ゲイの(7)なんかはもうファンクでね良かった。John Lisi作の(9)は、キャッチーなメロディーのサザン・ロック。ギター・ソロでの4人の掛け合いは結構ドラマチックで好きですね。技を凝らして巧みにというのではなく、感性で弾いてる感じは、好きな所ではあるのですが、折角個性的な4人がいるのですから、凝ったギターアンサンブルも聴いてみたかったという気はします。

2009年2月3日火曜日

Washboard Chaz Blues Trio / Mix It Up


『Washboard Chaz Blues Trio / Mix It Up』
1. Busy Bootin'
2. Sailor Blues
3. Don't Leave Me Here
4. Call It Love
5. Go Round and Round
6. Summer's Gone
7. I'm So Glad
8. Insane and Crazy Blues
9. 1st Shot Got Him
10. Special Streamline
11. Mother Died
12. Falling Down Blues
13. Dodge
14. So Much Trouble
15. Oh, Oh, Oh

ウォッシュボードを掻き鳴らしながら歌うウォッシュボード・チャズ、リゾネーター・ギター弾きのロベルト・ルティ、ハーピストのアンディJ.フォレスト、というシンプル且つユニークな編成でブルースを演奏する、ニューオリンズのアコースティックなバンドです。

カントリー・ブルースをジャグ・バンドのリズムでやってるんですが、このウォッシュボードを掻き鳴らす「シャッカ、シャッカ、シャッカ、シャッカ、カララララ~」ちゅう独特のリズムと、ザクザク軽快に刻むリズムギターとのアンサンブルはダンサンブルでとても愉快だ。ついつい体が踊りだしそうな位のノリの良さ、ニューオリンズの人達はこれで踊ってるんじゃないかな。それに、チャズの何処となくすっ呆けたような歌い方は、愛嬌があって和ませてくれます。ホント大好きなバンドですね。

今回のアルバムで通算4作目となるわけですが、当初よりずっと一貫したスタンスを持ち続けています。この不変的なユニークなサウンドは、例えギタリストやハーピストが交代しようとも、チャズさえ居れば変わることはないと思います。実際、ハーピストがアンディJ.フォレストに変わり、より磨きが掛かって最強になりましたね。

お気に入りは、ブッカ・ホワイトのトレイン・ソングの名曲(10)。チャズのウォッシュボードとルティのアコギで刻むリズムは、高速回転する「シュッシュッ、ポッポ」で、ハーモニカが汽笛を鳴らす。常套手法だがこれがツボにはまって最高ですね。

スキップ・ジェームスの(7)はチャズの歌が特にいい。(2)でベースラインをとってるのはスーザホンかな?タメの効いたゆるいスロー・ブルースもたまらんです。哀愁漂うバラードの(11)などなど。メリハリもある良いアルバムでした。