2009年7月2日木曜日

Barrelhouse Chuck / 25 Years Of Chicago Blues Piano Vol.4


『Barrelhouse Chuck / 25 Years Of Chicago Blues Piano Vol.4』
1. Live Band Intro - With Wild Child Butler
2. Chicago Bound - Jimmy Rogers
3. Straight From The Shoulder - Johnny B. Moore
4. Tutti Frutti - Blind Robert Hunter
5. I Wonder Why - Billy Flynn
6. Ain't Superstitious - Johnny B. Moore
7. Sad And Evil Woman - Bonnie Lee
8. On My Way To Memphis - Johnny B. Moore
9. Lightnin' - Little Joe Berson
10. Lucille - Blind Robert Hunter
11. West Side Baby - Willie Anderson
12 Looking For A Goldmine - Bonnie Lee
13. Suzie Q - Hip Linkchain
14. Willie's Boogie - Willie Anderson
15. Mamma Told Me - Willie Kent

バレルハウス・チャックは1979年頃からシカゴで活躍している、ブギウギやバレルハウス・ピアノを得意とするブルース・ピアニスト。
6歳でドラムを習得したチャックでしたが、マディ・ウォーターズのアルバムでオーティス・スパンを聴いて、ピアノに転身したそうです。一番尊敬するピアニストはサニーランド・スリムのようで、サニーランドを賞賛するアルバムも作ってましたね。2002年発売の「Prescription for the Blues」はヴィンテージ・スタイルのピアノ・ブルースで、これもなかなか良かったが、やっぱり一番好きなのは2006年の「Got My Eyes on You」だね。リズム隊がマディ・バンドだったカルヴィン・ジョーンズとウィリー・スミス、そして、キム・ウィルソンにエディ・テイラー・ジュニア。これだけでも生唾ゴックンものだわね。

バレルハウス・チャックのシカゴでの活躍の足跡を巡る集大成的アルバム、「25 Years Of Chicago Blues Piano」も第4集が登場しまして、なんかまだまだ続きが出そうな感じがしますが、今回のはライブ集になってます。録音データが記載されてないので、正確な年月は分かりませんが、おそらく80年代の録音だろうと思います。

その場の雰囲気から、それ程大きくないクラブとかジューク・ジョイントのような場所でのライブかなって感じで、いい臨場感がありますね。ヴィンテージなサウンドといい、録音状態の悪さいい、なんか60年代のシカゴ・ブルースを聴いてるような錯覚しちゃいますよ。特にジミー・ロジャースの(2)はたまらんですね。ドラムがハウンド・ドッグ・テイラーの所に居たテッド・ハーヴェイ、サイド・ギターがHip Linkchain(Hip Lankchan)。この組み合わせは凄いな。そのHip Linkchainがフロントに立ってる(13)もめちゃくちゃ気に入ってます。この人はマジック・サムのフォロアー的なサウンドを出す人なんですが、ここではデイル・ホーキンスの超有名曲をデルタ・スタイルの雰囲気でやってます。このイナタいギターと気だるそうなルーズなボーカル、ホンと痺れましたね。

1 件のコメント:

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