2010年5月15日土曜日

iphoneとSennheiser IE8、おまけのAKG IP2

カミさんの機種変にノコノコと付いて行ったのが、幸か不幸か運のつきであった。
暇潰しに店頭に置いてあったiphoneを弄ってたら、なんか結構面白い。2年のノルマは達成していたので、自分まで機種変してしまった。これが発端だったんだな。


iphoneを買った一番の目的は、搭載されてるipodだった。
iTunesを用意して、とりあえず音楽を取り込んでみた。
当時愛用していたイヤホンはAKGのIP2というヤツで、モニター用ということだが、どちらかと言えば中低音寄りで割りとフラット。明瞭なサウンドを出します。
これで聴いてみたら、然程良い音ではなかった。前の携帯と同じレベルでガッカリ。
しかし、よくよくiTunesを調べてみるとエンコーダが選べるらしい。
ならば、AAC最高の320kbpsで入れ直してみたが、これも満足いくものではなかったので、容量は食うけれどAppleロスレスで取り込んだ。
高音の響きが格段に良くなって、中低音も厚みが増して豊かになりました。これは十分に満足のいくレベルです。
AACというエンコードは、人間の耳には聴こえない周波数をカットして容量を抑えてるらしい。音の広がり方がこんなにも違うのだから、やはり聴こえないからってカットしちゃいけないようですね。

実は音への探究心というか、出来るだけ良い音で聴きたいと思うようになったのはこの辺りからで。
これだけ音が良いと、次は高級イヤホンが欲しいとなってしまった訳でして、試聴できるほど恵まれた環境ではないので、ネットでのレヴューが頼り。
バランスド・アーマチュア型のUltimate Ears TripleFi 10 PROにするか、ダイナミック型最高峰のSennheiser IE8にするか思案した挙句、ロッキン・ブルースを迫力のサウンドで聴きたいと思ったら、やはりダイナミック型だろうってことでSennheiser IE8にしました。

このイヤホンのドッシリとした厚みのある低音は、想像を遥かに超えてた。高音は低音に比べるとちょっと引き気味だが、決してキンキンしない艶のある上品な音ですね。全体的に柔らかく聴き易くて、かなり好みのサウンド。イヤホンのイメージが変わりました。
また、いろんな種類のイヤーピースが付属してまして、イヤーピースで全く音が変わってしまうとは初めて知りました。低音が全然出ない物や低音が強調され過ぎる物など、殆ど使えないものばかりでこれには呆れました。バランスが良いのは最初から装着されてたシリコン製ですが、これが自分の耳に合わない。すぐ外れそうになるんですね。緩むと低音は全く出なくなるし、ほんとシビアなイヤホンだよ。
今は試行錯誤の末、コンプライを使用してます。高音が少し犠牲になってますが、装着感は断トツに良い。良い音で聴くにはまだまだ試行錯誤が必要みたいです。

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