2010年12月30日木曜日

Glen David Andrews / Walking Through Heaven's Gate



『Glen David Andrews / Walking Through Heaven's Gate』 (Threadhead Records)
1. Opening Prayer - Reverend Joshua
2. Down By The Riverside
3. Jesus On The Main Line
4. Just A Closer Walk With Thee
5. (Song Intro)
6. Rock Of Ages
7. Walking Through Heaven's Gate
8. I'll Fly Away
9. Battle Hymn Of The Republic
10. We Shall Walk Through The Streets Of The City
11. Family/Lift Every Voice And Sing/Somebody Prayed For Me

Reverend Joshua - Pastor
Charisse Mason - Choir Director, b3 organ, electric piano
Matt Clark - electric guitar, banjo
Paul "Andrews" Sanchez - acoustic guitar
Julian Gosin - trumpet
Glen Andrews - trumpet
Revert "Peanut" Andrews - trombone
John L. Reynolds - bass
Eugene Harding - drums
Chuck Perkins - Master of Ceremonies/spoken word
Troy Andrews - trumpet (10)
John Boutte - vocals (9)

2008年11月18日、ニューオーリンズのトレメ地区に在るザイオン・ヒルというパブティスト教会で、グレン・デイヴィッド・アンドリュースのゴスペル・ライブが行われた。
グレン・デイヴィッドはジェイムズとトロイのアンドリュース兄弟とはいとこだそうで、若きトロンボーン奏者でシンガーでもあります。



このメイキングを観ると、ザイオン・ヒルは比較的小さな教会のようで、クワイアも入れて総勢20数名の出演者は所狭しと演奏し、ミサに来ましたという感じの観客。その間の距離感というのをあまり感じさせなくて、なんともアットホームな感じが羨ましいというか、自分もそこに参加したいとつくづく思います。

収録曲はトラディショナルな曲を中心に演奏されてるので、ゴスペルがあまり詳しくない自分でも知ってる曲が多く、サウンドはニューオーリンズR&Bで、ドラムはドッコンドッコン、ベースはブンブン。ブルージーなギターに、まったりとしたホーン、クワイアも含め、全体的に素朴で荒削りな演奏はとてもイナタくて、めちゃくちゃ好きです。



悠然としたグレン・デイヴィッドのトロンボーン、それに絡むマンドリン、たまらんです。穏やかなクワイア、女性歌手とグレン・デイヴィッドの迫力の歌。リズムはドットドットとゆったりと進む。最高ですね。


この曲はグレン・デイヴィッドとポール・サンチェスの共作によるアルバムタイトル曲。
グレン・デイヴィッドの歌をまじまじと聴いたのは今回のアルバムが初めてなのですが、なかなか上手いし腹の底から出てる感じの迫力の歌声で、結構気に入りました。


トロンボーン・ショーティことトロイ・アンドリュースがトランペットでの参加。オーバーブロウが凄いね。

(9)ではジョン・ブッテが登場。しっとりとした雰囲気のB3オルガンを従えて、ジョン・ブッテが歌う。オルガンの音色も寂寞とした雰囲気があってしんみりと聴かせてくれます。後半バンドが入り、グレン・デイヴィッドの歌も乱入して大盛り上がりします。何度も聴いた曲だけれどもやっぱり痺れるね。
他にもいい曲ばかりで、I'll Fly Awayも好きですね。このノリいいな。兎に角、オープニングのPrayerから最後のメドレーまで全曲最高に素晴らしいです。シン~ガ~ソング♪って一緒に合唱したいよ。

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