『Long John Hunter / Looking For A Party』 (Blues Express)
1. Looking For A Party
2. What's Come Over You
3. Beggar Man
4. Looking For My Baby
5. I Know A Man
6. Apple of My Eye
7. You Say You Want a Caddy
8. Greener Pastures
9. You Are My World
10. It's Hard To Please a Woman
11. Me and Phil
ロング・ジョン・ハンターの2009年に発売されたアルバムで、アリゲーターの"Swinging from the Rafters"から、(間に弟のトム"ブルースマン"ハンターとの共演作があるが)12年ぶりの久々の新作です。
ロング・ジョン・ハンターといえばアリゲーターで、というかそれしか無くて、60年代を編集した"Ooh Wee Pretty Baby!"というコンピレーション・アルバムもあるが、これが凄くワイルドなギターを弾いてて、あーやっぱりこういう時期もあったんだねと思う好盤。
しかし、ロング・ジョンはアリゲーターのサウンドが最高で、今回のアルバムも基本的にアリゲーター路線。ロッキン・ブルースは勿論、ニューオリンズのエッセンスを取り入れたものやソウルやジャズ・バラードもやってて、落ち着いた良い雰囲気のアルバムですね。歌は若干スモーキーな声になってるし、ギターは柔らかいトーンでファット。これが結構嵌っちゃうんです。
特に注目は、プロデューサーとコンポーザーでDennis Walkerが全面協力してる事。それに加え、ロバート・クレイのバンドが全面的にサポートしてる事。これでサウンドが悪いはずがなかろう。
自分の中ではこのアルバムがロング・ジョンの代表作と言っていいです。
ロング・ジョンも今年で79になりますが、まだまだがんばってほしいですね。