2010年9月22日水曜日

Sonny Rhodes / I'm Back Again


『Sonny Rhodes / I'm Back Again』 (Feelin' Good Records 007)
1. Can't Get Enough
2. Travelling Bluesman
3. Anne Mae Cafè
4. Can't Dance Boogie
5. Tell Me the Truth
6. Smithville Texas
7. I'm Back Again
8. Shake Your Hips
9. I Was Kidding
10. The Truth Hurts
11. Texas Stomp



2009年に発売されたサニー・ローズのスタジオ新録アルバムです。

このアルバムにはR.J.Mischo、Johnny Sansone、Brian Templetonという3人のハーピストが参加しており、サニー・ローズファンのみならず、ハーモニカ好きにも十分楽しめる内容となっております。

冒頭から躍動感のあるロッキン・ブルース的サウンドが爽快ですわ。

まずは、上のYouTubeでも演奏してる(2)がいいね。Johnny Sansoneの生ハープとシャッフルのリズムがしっかり効いてるので、ロッキン・ブルースといえど結構イナタい。サニー・ローズのラップ・スティールもマイルド&ファットで、かなり良い音してます。たまに、ギュイ~ンってスライドさせるのがたまらんね。

(3)はリトル・ミルトンの"Annie Mae's Cafe"ですが、何とも言えんサニー独特の雰囲気を持ったスワンピーなスロー・ブルースになってます。レイドバックしたラップ・スティールのレイジーなサウンド、これもまたいい味出してるR.J.Mischoのハープ、それに渋いサニーの歌声。これは痺れます。

(4)はアップテンポの豪快なロッキン・ブギ・ナンバー。Johnny Sansoneのアンプリファイド・ハープがとにかく強烈だ。

(5)はソウル・バラード。サニー・ローズというとラップ・スティールがトレード・マークで、そちらばかりに耳が行ってしまうが、ソウルフルな歌声も中々どうして上手い。Brian Templetonのハープもソウルフルで沁みるね。

さて、後半戦もかなり豪快なロッキン・ブルースが並んでまして、前回のライブ・アルバムよりも凄い強烈。その中でもやっぱりスリム・ハーポの(8)が好きだな。エクセロ・サウンドをブッ飛ばしてしまったな。その辺のロック・バンドよりもロックしてます。

あと、ファンク・ブルース(9)だな。そして、最後の(11)。"Texas Stomp"いいね。踊りだしたくなるような軽快なリズム、Stompはこうでなくては。Tiz Rooster Galliのヒューストン・ジャンピーなギター、それに軽快に絡むR.J.Mischoのハープ。最高やね。

0 件のコメント:

コメントを投稿