『Eden Brent / Ain't Got No Troubles』 (Yellow Dog Records 1716)
1. Someone to Love (Eden Brent)
2. Ain't Got No Troubles (Eden Brent)
3. Blues All Over (Eden Brent)
4. Later Than You Think (Colin Linden)
5. Right to Be Wrong (Hambridge, McClinton, Nicholson)
6. Leave Me Alone (Eden Brent)
7. Let's Boogie-Woogie (Eden Brent)
8. My Man (Eden Brent)
9. Beyond My Broken Dreams (Hayes, Jones, Polk)
10. If I Can't (Eden Brent)
11. In Love With Your Wallet (Eden Brent)
12. Goodnight Moon (Kimbrough, Owen)
Eden Brent - piano, vocals
Colin Linden - guitars
George Porter Jr. - electric bass
Bryan Owings - drums
Tracy Griffin - trumpet
Emile Hall - alto saxophone
Jeff Albert - trombone
Jon Cleary - hammond B3
エデン・ブレントという女性ピアニスト&シンガーをこのアルバムで初めて聴いたのですが、George Porter Jr. やJon Cleary を始めとしてニューオーリンズのミュージシャンが多数参加してるし、ニューオーリンズ録音ということもあって、てっきりニューオーリンズの人と思ってたら、実はミシシッピ州のグリーンビルを拠点に活動してる人でした。
デルタ・ブルースの聖地クラークスデールは直ぐそこです。だからと言って彼女もデルタ・ブルース・ウーマンと言う訳ではなくて、どちらかといえばジャズ・シンガーですね。
ブギウギ、ジャズ、ブルース、R&B、サザン・ソウル、ラグタイムなど音楽性も多彩ですが、本領発揮してるのはブギウギかと思います。
ロッキン・ブギウギ・ナンバーの(7)は特に好きですね。ハスキー・ボイスで割と個性的な感じで、女性の人には不適切な言い方かもしれませんが、渋い歌声です。しかし、シャウトは結構迫力があります。ブギウギ・ピアノのノリもいいね。
(1)や(2)辺りのジャジーなブルース・ナンバーも熟れたサウンドで、ホーン・セクションがニューオーリンズということもあってか、全体的にニューオーリンズR&Bという雰囲気が漂ってて、これもなかなか好きな所です。
(8)や(10)はラグタイムで、シンコペーションされたピアノのノリが気持ち良い(8)。アコギの伴奏によるほんわかとした雰囲気の(10)。ほんと惹き付けられる歌声なんだな。
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