2007年4月11日水曜日

Papa Grows Funk / Mr. Patterson's Hat


『Papa Grows Funk / Mr. Patterson's Hat』 (Buffalo LBCY-507)
1) Gorillafaceeugmopotamus!
2) My Man
3) John Brown
4) Walkin' In Our Own Shoes
5) Gone Gonzo
6) Tootie Montana
7) Go!
8) Mafungo
9) Ride On
10) Slapjack
11) Rite Rite
12) Stanky
13) They’re Callin’
14) Walkin' In Our Own Shoes (radio edit)

パパ・グロウズ・ファンクの新作は、なんか音がマイルドになったね。軽快なファンクビートの上にキャッチーなメロディーラインが乗っかると言った感じで割と聴き易くなり、メインパートをサックスが担当する曲も多くなって、比較的にジャズよりの音になったと感じます。その分、以前のようなガツ~ンとくるものがなく、インパクトに欠けるかなと最初思ったんだけれども、何度か聴いてるうちにボディブローがじわじわと効いてきちゃって、バンド全体のうねり具合が益々いい感じになって、結構気に入りました。

冒頭からのギターのカッティングとか、相変わらず冴えてるしカッコいいんですが、僕はアルバムの後半が気に入ってて、まずは7)ですね。思いっきりタメの効いた重心の低いリズム。これがたまりませんです。10)はこのアルバムで唯一の軽快なシャッフルの曲。ギターもブルージーでなかなかいいですね。13)ではゆるいノリの、これはレゲエですよね。レイドバックした雰囲気がとてもいいです。
このバンドはニューオリンズ最強のジャムバンドと思ってますが、メッセージ色も強くなってきてるし、もう単なるジャムバンドではないなと感じました。

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