『Bill Lupkin / Hard Pill To Swallow』 (Blue Bella BBCD-1011)
1. Think It Over Baby
2. Funny Way to Show Me You Love Me
3. Bad Luck
4. Fine Little Thing
5. I'll Be Over You Someday
6. Elgin Bounce
7. Cell Phone Blues
8. See That Little Girl
9. Hole in My Heart
10. Blues Again Today
11. You're Gonna Be Sorry
12. Hook, Line and Sinker
13. Where You Goin'
14. Hard Pill to Swallow
ニック・モス繋がりで初めてその存在を知ったこのビル・ラプキン。
60年代後半からシカゴで活躍してるベテランのハーピストで、70年代にはジミー・ロジャースのバンドに加入し、録音にも参加してるようです。この録音は聴いた事がないので何とも言えないが、当時からかなりの実力者だっただろうってことは想像できます。にも拘らず、自己名義の単独アルバムが極端に少ない。2006年にBlue Bellaから出る前は、1999年のライブアルバムだけという現実。世の中厳しいね。
で、このアルバムは2007年に出たBlue Bellaからの2作目。目下のところ、これが最新作になります。古き良きダウンホームなシカゴ・ブルースをやってまして、99年のライブアルバムからこのアルバムも、一貫してそのサウンドは変わってない。シカゴではマイノリティーとなってしまったようだが、ダウンホームなブルースはやっぱいいなぁ。
前作同様すべてオリジナルで、アップテンポのシャッフルからマイナー調のブルースまで、ソングライターとしてもなかなかですが、それよりなによりもハープの音。図太く奥行きがあってホント気持ち良く鳴ってます。ヴォーカルも負けないくらい太く、渋めで好きですね。ニック・モスのサポートもビル・ラプキンの持ち味を良く引き出してるし、なかなか良いアルバムですね。
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