『Chick Willis / Hit & Run Blues』 (Benevolent Blues BEN 1)
1. Houdini Lover
2. Love To See You Smile
3. Stoop Down Low
4. Soul Of A Man
5. 1,2,3,4,5 Shots Of Whiskey
6. Millionaire
7. Country Lovin’ Man
8. Looking For My Baby
9. Recess In Heaven
10. Today I Started Loving You
11. Blues Man (Live)
チック・ウィリス。1972年の初アルバム"Stoop Down Baby...Let Your Daddy See"は、強烈なインパクトがありますね。自分はリアルタイムで聴いた訳じゃありませんが、チックを語るとき未だに引き合いに出されますよね。
お下劣だとか猥雑だとか。ジャケットとタイトル曲に起因するところで、正にその通りなのですが、それでもって敬遠するとなると、ちょっと勿体無い話だ。
全体的にチープで何となくダウンホームなサウンドは、如何にもB級ブルースという感じは否めないのだが、そこがまた良いとこなんです。好きな人にはたまらんのですが。
そのクセモノチックさんも今年で76歳位になられたのかな。まだまだ現役バリッバリのブルースマンですわ。
さて、今回のアルバムは2009年に発売された目下のところ最新アルバムです。
スタジオ新録とライブ音源1曲という構成で、サブタイトルを読むと何だか力入れてんのかなと期待させられるのですが、曲目をよくよく見ると気になるんですよ。
オリジナル半分、カヴァー半分という構成ですが、そのカヴァー曲全てボビー"ブルー"ブランド絡みなんですよね。余りにも安直過ぎないですかチックさん。
アルバム作るけど曲が足りなーい。偶々聴いてたボビー"ブルー"ブランドのベスト盤からこれとこれと入れちゃえって感じじゃないでしょうね? 根がいい加減ぽいから有り得るな。
しかし、内容はサブタイトルに偽りなし。53年間のブルース人生の集大成と言っても過言ではないくらい。歌詞の内容はともかく(英語解らん)、サウンドは前作と同様にブルーズン・ソウルの王道を行くスタイルだ。
チック・ウィリスの音楽性は昔から一貫しているし、ギターのペキペキ感も相変わらずで良い。ホーン・アレンジや女性コーラスの使い方など、60年代のR&B、ソウルの香りが漂うヴィンテージな雰囲気。バンド・アンサンブルなんかも凄くクールで、おちゃらけのイメージがある人だが、センスは抜群にいいね。ここ最近のアルバムは至って真面目にと言うと変だが、細部まで練ってあり丁寧に作ってますね。
そう言えば何年か前、アルバート・キングのトリビュート・アルバムを出したが、もしかしてこのアルバムはボビー"ブルー"ブランドに捧げるアルバムなのかも。
ソウル・バラードなんかもソロモン・バークじゃなくボビー"ブルー"ブランドだもんな。
(ソロモン・バークさんお亡くなりになられたそうで、残念ですね)
アルバム的にはライブ音源の(11)は要らなかったんじゃないかと。でも曲自体は最高で、ギター・スリム・スタイルのペキペキペキのギターはめちゃイナタくて痺れる。
やっぱり、B級グルメ・サウンドが好きだな。
最後にジャイブ・ナンバーを1曲どうぞ! ほんと可笑しい。
チック・ウィリスの音楽性は昔から一貫しているし、ギターのペキペキ感も相変わらずで良い。ホーン・アレンジや女性コーラスの使い方など、60年代のR&B、ソウルの香りが漂うヴィンテージな雰囲気。バンド・アンサンブルなんかも凄くクールで、おちゃらけのイメージがある人だが、センスは抜群にいいね。ここ最近のアルバムは至って真面目にと言うと変だが、細部まで練ってあり丁寧に作ってますね。
そう言えば何年か前、アルバート・キングのトリビュート・アルバムを出したが、もしかしてこのアルバムはボビー"ブルー"ブランドに捧げるアルバムなのかも。
ソウル・バラードなんかもソロモン・バークじゃなくボビー"ブルー"ブランドだもんな。
(ソロモン・バークさんお亡くなりになられたそうで、残念ですね)
アルバム的にはライブ音源の(11)は要らなかったんじゃないかと。でも曲自体は最高で、ギター・スリム・スタイルのペキペキペキのギターはめちゃイナタくて痺れる。
やっぱり、B級グルメ・サウンドが好きだな。
最後にジャイブ・ナンバーを1曲どうぞ! ほんと可笑しい。
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