2010年10月12日火曜日

Smilin’ Bobby & Hidden Charms / Big Legged Woman


『Smilin’ Bobby & Hidden Charms / Big Legged Woman』 (Wolf Records CD 120.821)
1. I Play For Keeps
2. I Didn't Know
3. Cold, Cold Feeling
4. Little By Little
5. Big Legged Woman
6. I Got To Leave This Woman
7. The Bobby Strut
8. They Call Me a Dog (Mind Your Own Business)
9. You Don't Love Me
10. You Are the One




またまた、出てきましたね。知らないブルースマンが。
本名Bobby G. Smith、芸名をSmilin' Bobbyと言うブルースマンは、1939年生まれで、今年で71歳。

58年頃からシカゴのクラブとかマックスウェル・ストリートで活動し始め、Magic SamやWalter Jacobs、Hound Dog、Junior Wells、Vance Kelly、Buster Benton、Koko Taylorなどと演奏経験があるものの、今でもクラブ通いするブルースファンの間では、知る人ぞ知るブルースマンのようです。

半世紀にも及ぶクラブでの演奏活動を経て、本当に初めて録音されたアルバムのようですが、ジミー・リードやエディ・テイラー辺りのヴィージェイを彷彿とさせるヴィンテージなサウンドが基本です。

Israel Tolbertの(5)やトランプのリズムを使ったオリジナルの(7)などファンキーの曲も織り交ぜながら単調にならないよう構成されてます。

Jessie Mae Robinsonの(3)は結構好きですね。この曲はテキサスの人が好んでよく演奏する曲で、シカゴではあまり聴いた事ないですね。クリーントーンのギターはフェントン・ロビンソンを思わせるメローな感じで、なかなか良い雰囲気のギターです。

ファンキー物ではオリジナルの(6)なんか、派手にファンキーちゅう感じではないですが、トランプ物よりかはずっといいノリだと思います。

ガツンと一発という感じのブルースではなく、ジワジワ効いてくるタイプのブルースでまあまあいいんだけどな、なんか物足りなさを感じるのは自分だけかな。

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