2007年10月20日土曜日

Dwayne Dopsie The Zydeco Hellraisers / Traveling Man


『Dwayne Dopsie The Zydeco Hellraisers / Traveling Man』 (SONO-1069)
1) My Baby's On The Phone
2) I Wish You Was Mine
3) Peace Of Mind
4) My Louisiana Beauty
5) Traveling Man
6) Where'd My Baby Go
7) My Name Is Hurricane
8) Thinking Of You
9) Everbody Say
10) Zydedco Two Step

5年位前ザディコに嵌った時期があって、今でも当然好きなんですが、バックウィート・ザディコとかボー・ジョックなどのベテラン勢は勿論、クリス・アルドワンとかキース・フランク、ロージー・レデットなどの若手もよく聴いてました。その若手の中でも一番のお気に入りが今回紹介するドウェイン・ドプシーなのです。

初めて聴いたのが「Now It Begins」という自主制作のファースト・アルバム。ジャケはカラープリンターでの印刷ぽいし、メディアはCD-Rというチープな作り。だけど、そのサウンドはパンキッシュなロッキンザディコで、爆走するスピード感とうねりまくるリズムは本当に強烈でした。特に圧巻だったのがジミヘンの「ヴゥードゥー・チャイル」。やはりロック世代だなぁと思いつつも、ジミー・ロジャースの「ザッツ・オールライト」をカヴァーするところとか、ブルースの影響も感じられる。ドウェインはこういうブルージーな感覚も持ってるから魅力的なんですね。

「Traveling Man」は去年発売されたアルバムで、これまでのドウェインと根本的に変わらないサウンドだが、サックスを起用したことで幾分アーバンな雰囲気になってます。

相変わらずのノリの良さとスピード感、ドウェインのアコーディオンの早弾きは、やっぱり爽快。

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