『Harmonica Hinds / Anything If I Could』 (Harmonica Hinds)
1. Cuddle Inn
2. Credit Card
3. Anything If I Could
4. Thinking Bout the Good Times
5. Politics and Personality
6. Way Down South
7. You're Looking Good
8. It's So Nice
9. Walking Down the Street
10. Child of the Universe
11. Amigo
12. Horse
Harmonica Hinds - vocals, harp, guitar, tambourine
Eddie Taylor Jr. - guitar
Rick Kreher - guitar
Edward G. McDaniel - bass
Kenneth Smith - drums
ハーモニカ・ハインズは1970年代初頭からシカゴで活動しているハーピスト&シンガーで、それ以前はニューオーリンズに居たそうですが、シカゴではジュニア・ウェルズやサミー・ロウホーン、ジョン・プライマー等と共に、テレサズ・ラウンジのハウスバンドに参加してた事もあるようです。
ココ・テイラーの1978年のアルバム「The Earthshaker」でハーモニカを吹いてたのはこのハーモニカ・ハインズで、その他にはレフティ・ディズやジョン・プライマー、エディ・テイラーJr.等のアルバムにも参加してますよ。1998年のパークタワー・ブルース・フェスティバルに、シカゴ・ブルース・オールスターズのメンバーとして来日してます。
最近ではバディ・ガイズ・レジェンドを常宿としているようですね。ギター弾いてハーモニカ吹いて、タンバリンをフットストンプするスタイルが特徴。今時、バスドラやらハイハットやら一人でやっちゃったらちょっとスマートじゃないなと個人的には思うのですが、ハーモニカ・ハインズはその辺、粋でクールだなと思います。
今までにリリースしたアルバムは全て自主制作ですが、1994年の「Sensation」、1998年の「Another Dimention Of The Blues」、2008年の「Finally」があります。そして、今回の2010年にリリースされた最新作となります。初めて聴いたアルバムは「Finally」で、それ以前のアルバムは探し出すのはとてもムリっぽい感じですね。ジャケット見るとバンジョーなんか持ってたりするし、どんな音を出してたのか気になるところです。
今回のアルバムも前作と同様にエディ・テイラーJr. が全面参加、ギターがTom Holland からRick Kreher に交代した以外は同じメンバーでレコーディングされてます。
サウンドも前作同様バンド・サウンドをメインに、黄金期50年代の伝統的なシカゴ・ブルースを継承するサウンド。特にエディ・テイラーが好きな人にはたまらんサウンドです。
1曲目はハープ・インスト・ナンバー。ハインズのハーモニカは派手にブロウする事はないが、トラディショナルな渋い音色。ジュニアも親父さんに負けず劣らずのブギ・ビートを繰り出し、なかなかノリの良いバッキングで盛り立てる。何回聴いても楽しいサウンドです。
タイトル・ナンバー(3)のゆる~いシャッフルもたまらん味わい。
(6)は例の一人パフォーマンス。デルタ調のワンコード・ブルースで、タンバリンのストンプがめちゃくちゃイナタいね。
(8)なんかは1st ポジションで吹いてるハーモニカといい、このレイジーさといい、ボーカルの酔いどれた感じといい、正にジミー・リード。これもたまらん。
スワンプ・ポップなブルース(9)も結構好きだな。
アコギを使用したカントリー調の(11)なんかを聴くと、90年代にやってたサウンドはこんな感じだったのかなと想像してます。
最後は(1)と同じノリのハープ・インストで締め括り。いや~、楽しいです。
ココ・テイラーの1978年のアルバム「The Earthshaker」でハーモニカを吹いてたのはこのハーモニカ・ハインズで、その他にはレフティ・ディズやジョン・プライマー、エディ・テイラーJr.等のアルバムにも参加してますよ。1998年のパークタワー・ブルース・フェスティバルに、シカゴ・ブルース・オールスターズのメンバーとして来日してます。
最近ではバディ・ガイズ・レジェンドを常宿としているようですね。ギター弾いてハーモニカ吹いて、タンバリンをフットストンプするスタイルが特徴。今時、バスドラやらハイハットやら一人でやっちゃったらちょっとスマートじゃないなと個人的には思うのですが、ハーモニカ・ハインズはその辺、粋でクールだなと思います。
今までにリリースしたアルバムは全て自主制作ですが、1994年の「Sensation」、1998年の「Another Dimention Of The Blues」、2008年の「Finally」があります。そして、今回の2010年にリリースされた最新作となります。初めて聴いたアルバムは「Finally」で、それ以前のアルバムは探し出すのはとてもムリっぽい感じですね。ジャケット見るとバンジョーなんか持ってたりするし、どんな音を出してたのか気になるところです。
今回のアルバムも前作と同様にエディ・テイラーJr. が全面参加、ギターがTom Holland からRick Kreher に交代した以外は同じメンバーでレコーディングされてます。
サウンドも前作同様バンド・サウンドをメインに、黄金期50年代の伝統的なシカゴ・ブルースを継承するサウンド。特にエディ・テイラーが好きな人にはたまらんサウンドです。
1曲目はハープ・インスト・ナンバー。ハインズのハーモニカは派手にブロウする事はないが、トラディショナルな渋い音色。ジュニアも親父さんに負けず劣らずのブギ・ビートを繰り出し、なかなかノリの良いバッキングで盛り立てる。何回聴いても楽しいサウンドです。
タイトル・ナンバー(3)のゆる~いシャッフルもたまらん味わい。
(6)は例の一人パフォーマンス。デルタ調のワンコード・ブルースで、タンバリンのストンプがめちゃくちゃイナタいね。
(8)なんかは1st ポジションで吹いてるハーモニカといい、このレイジーさといい、ボーカルの酔いどれた感じといい、正にジミー・リード。これもたまらん。
スワンプ・ポップなブルース(9)も結構好きだな。
アコギを使用したカントリー調の(11)なんかを聴くと、90年代にやってたサウンドはこんな感じだったのかなと想像してます。
最後は(1)と同じノリのハープ・インストで締め括り。いや~、楽しいです。
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