『Get Hip Showcase 2 Favorite Title '00~'08』 (Get Hip GC-012)
1. Cabaret 2008 / Little fats & Swingin' hot shot party
2. What Can Say After I Say I'm Sorry / Fat joyHum(Tsubasa)
3. Is It True What They Say About Dixie? / ちょい濡れボーイズ featuring 新井武人
4. Exzactly Like You / Fat joyHum(Sara)
5. The Frim Fram Sauce / Little fats & Swingin' hot shot party
6. Stupid Cupid / The Skabays
7. メエ / モノポリーズ
8. Misaki / ふたり乗り
9. I Want You to Be My Baby / Bogalusa
10. Shine / ちょい濡れボーイズ
11. Sweet Sue Just You / Little fats & Swingin' hot shot party
12. Carpet Alley-Breakdown / Old Southern Jug Blowers
13. It's Only a Paper Moon / ちょい濡れボーイズ
14. Rock Candy / Hot Saxy
15. On the Sunny Side of the Street / Little fats & Swingin' hot shot party
16. Wrap Your Troubles in Your Dreams / Bogalusa
ゲットヒップ・レコードという日本のレーベルのベスト・トラック編集盤。
ジャグ・バンドを中心にジャイブ、ブルース、ウエスタン・スウィング、30年代のオールド・タイミーなジャズなど、楽しくなるようなアメリカン・ルーツ・ミュージックがたっぷり収録されております。
日本で知ってるジャグ・バンドはMad-Wordsかバンバンバザールくらいで、このアルバムに入ってるバンドは全く知らなかったのですが、ジャズの名曲がずらっと並んでたので結構楽しめました。
どのバンドも演奏上手くて良くスウィングしてますね。中でも比較的気に入ったのは、まずは、Bogalusa。ルイ・ジョーダンで馴染み深いジャイブの(9)。ブルージーなギターがいいね。オールド・ジャズの名曲(16)もいい感じだ。
オールド・ジャズといえば、もっとも好きな(15)。30年代の大恐慌の時に作られた曲でね、元気でるよね。ホントいい曲だな。
ちょい濡れボーイズも好きだな。ギター2本にウォッシュボードという3人組みで、ゲストでアコーディオンとベースが参加してます。少人数ということもあってかウォッシュボードが凄く効いてます。デキシーランド、ニューオーリンズのジャズはやっぱいいね。
(12)のOld Southern Jug Blowersは、唯一ジャグを使ってる大所帯の古典的なジャグ・バンド。ジャグが「ぶお~」って何とも言えないいい味出してますね。これは正しくデキシーランド・ジャグ・ブロワーズちゅう感じで、とても楽しいサウンドでした。
ジャグにしろジャイブにしろ、皆で陽気に騒いで楽しまなきゃという音楽の根本だよね。これはのめり込んじゃうね。