2009年1月15日木曜日

Harmonica Hinds / Harmonica Hinds-Finally


『Harmonica Hinds / Harmonica Hinds-Finally』
1. Wake the Spirit
2. Goin Down to the River
3. It's So Cold
4. You Got it Good
5. Take Your Time
6. Stop Complaining
7. Imelda
8. Harmonica Hinds Shuffle
9. Don't You Steal My Money
10. Can't Stay Here Forever
11. That Old Dichotomy
12. Connected With the Sun

シカゴのバディ・ガイズ・レジェンドをホームグラウンドとし、定期的にライブを行ってるハーピストのハーモニカ・ハインズ。

70年代初頭にシカゴに移って来て、ジュニア・ウェルズなどを見てハーモニカを覚えたそうですが、そのウェルズの本拠地、テレサズ・ラウンジのハウスバンドを務めたこともあるらしいです。

ギターとハーモニカ、そしてタンバリンを単独で演奏するアコースティックなライブをするそうですが、今回のアルバムは、エディ・テイラーJr.などが参加して、オーソドックスなシカゴ・ブルースをバンド・サウンドに乗っけてやっております。

冒頭を飾るのは、ファンキーなハープ・インスト・ナンバー。ハインズのハーモニカも素晴らしいのですが、どうしてもエディJr.のギターに耳が行ってしまう。この存在感たるや大したものだ。やはり血は争えないって感じですね。

(2)は伝統的なシカゴ・ブルース。ハインズの歌は今一だが、ハートに沁みてくるハーモニカの音と親父さんを想わせるエディJr.のギター、心地いいね。

歌入りとインストは半々くらいの選曲ですが、断然インストの方がカッコいい。

(7)とか(12)あたりが単独のアコースティック・ライブでやってるみたいな曲かな。オーガニック・サウンドでなかなか渋いですね。

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