2007年3月2日金曜日

Joe Carter & Kansas City Red / Original Chicago Blues


『Joe Carter & Kansas City Red / Original Chicago Blues』 (P-Vine PCD-23889)
1)Joe Carter / Mama Talk To Your Daughter
2)Joe Carter / You're The One
3)Joe Carter / Rock Me
4)Kansas City Red / Open Your Heart
5)Kansas City Red / Crawling Kingsnake
6)Kansas City Red / Sweet Black Angel
7)Kansas City Red / Rollin' & Tumblin'
8)Kansas City Red / Standing Around Crying
9)Kansas City Red / Moon Is Rising

ジョー・カーターは昨年、マジック・スリムとのカップリングでデルマークからCDが出ておりましたね。マイルドでウォームトーンのスライドが印象的でした。今回は82年に発売されたJSP盤の初CD化だそうです。ここでもアーシーなシカゴサウンドが炸裂しております。1)はルノアー作で、僕の中ではマジック・サムのヴァージョンが有名、というか好きですね。ジョー・カーターはテンポは少し遅めですが、リズムがどっしりとしていて、ギターもザックザックと刻んでくれるんで本当に気持ちいい。ジョン・レンチャーのハープは、ジミー・リードを彷彿とさせるような高音でレイジーな音もいい味出してます。そして、ジミー・ロジャースの2)ではジョー・カーターの深みのある図太い声に痺れました。歌い出しの「♪You're The One~♪」は最高に良い。

一方、カンサス・シティ・レッドは6曲入ってますが、中でも気に入ったのが6)。ロバート・ナイトホークと一緒に活動してただけあって、いい感じに歌ってます。ギターはエディ・テイラーですが、その存在感はやっぱり凄い。ここではスライドを弾いてますが、それがもう冴えまくってて痺れます。流石、必殺仕事人ですね(笑)。あと7)のRollin' & Tumblin'。ハイテンションのノリで気持ちいいです。

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