2008年12月2日火曜日

Wentus Blues Band / Family Meeting


『Wentus Blues Band / Family Meeting』 (BSMF BSMF-2074)
DISC 1
1. Intro: Going To The Show
2. Moonshine
3. You gonna make me cry
4. Since I been loving you (feat. Sven Zetterberg)
5. I got to go (feat. Sven Zetterberg & Kim Wilson)
6. Passenger Blues (feat. Kim Wilson)
7. Pick up the pieces (feat. Sven Zetterberg & Eddie Kirkland)
8. Lonesome fugitive (Lazy Lester backstage)
9. Angel Blues (feat. Omar Dykes)
10. Stop twisting my arm (feat. Barrence Whitfield)
11. Can't you hear me knocking (feat. Mick Taylor)
DISC 2
1. I heard the angels singing (feat. Eric Bibb)
2. Down the line
3. Looking for Trouble (feat. Kim Wilson)
4. Hold that note (feat. Clas Yngström)
5. Annie Lee (feat. Barrence Whitfield)
6. Blind Willie McTell (feat. Mick Taylor)
7. Backroom Delta (Louisiana Red & Niko Riippa backstage)
8. Ventilator Blues (feat. Mick Taylor)
9. Ride on Red (feat. Louisiana Red)
10. Raining in my heart (feat. Lazy Lester)
11. Biscuit Roller (feat. Clas Yngström & Barrence Whitfield)
12. Outro: Great Final

今日紹介するウェントス・ブルース・バンドは、北欧のフィンランドで20年以上にわたり活動を続けてるブルースバンドで、このアルバムは、結成20周年を記念して行われたコンサートの模様を収めた音楽ドキュメンタリー映画のサウンド・トラックということらしい。

北欧ではホントにブルースが盛んでブルース人口も多いというのは知ってますが、こんな豪華なゲストの面々が集まるということは、やはり実力のある有名なバンドだからなんでしょうね。

で、僕のお目当てはスヴェン・ツェッターバーグだった訳でして、ギター、ハーモニカ、ヴォーカル共に卓越した才能を持った人で、スウェーデン・ブルース界の最重要人物。そのスヴェンがフロントに立ってる曲がディスク1の(4)と(5)、スヴェンの持ち味というか特徴をよく表した2曲だね。(4)はブルーズン・ソウルでクールなリズムに切れの良いギター、そしてソウルフルな歌。う~、スヴェン・ツェッターバーグだ。リトル・ウォルターの(5)は、勿論、グルーヴ感溢れるシカゴ・ブルース。ハーモニカはキム・ウィルソンに任せてるが、ホートンばりの図太いハープが聴きたかったな。

こんだけ豪華なゲストだと1曲1曲聴き応え十分なんですが、その中で面白かったのはオマー・ケント・ダイクス。このストラトの音といいフレーズといい、これはスティーヴィー・レイ・ヴォーンじゃねぇか。確信犯か。ジミー・ヴォーンとのアルバムの時もだけど、茶目っ気のある人なのかも。

あとは、レイジー・レスターだね。スリム・ハーポの「レイニン・イン・マイ・ハート」ホントいいわ。いい味出してるし、今レイド・バックさせたら右に出る人いないんじゃないかな多分。

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