『James Cotton / Giant』 (Alligator ALCD 4940)
1. Buried Alive In The Blues
2. Heard You're Getting Married
3. Find Yourself Another Fool
4. Sad Sad Day
5. Change
6. How Blue Can You Get?
7. With The Quickness
8. Since I Met You, Baby
9. Going Down Main Street
10. That's All Right
11. Let Yourself Go
12. Blues For Koko
James Cotton - harmonica
Slam Allen - vocals and guitar (left channel)
Tom Holland - guitar (right channel), vocal on “Sad Sad Day”
Noel Neal - bass
Kenny Neal, Jr. - drums
Ronnie James Weber - bass on “Sad Sad Day”
ジェイムズ・コットンが喉頭ガンを患い歌う事が出来なくなってもう久しいのですが、ライブやレコーディング等精力的に活動を続けている。「35th Anniversary Jam」ではボーカリスト、ギタリスト共に豪華なゲストが参加して、個人的には凄く楽しめるアルバムでした。
古巣アリゲーターからリリースされた今回のアルバムには、どんなゲストが参加して歌うのだろうかとちょっと期待してたのですが、James Cotton Blues Band でのレコーディングだったようです。ちなみに、ベースのNoel Neal は言わずもがなですが、ドラムのKenny Neal Jr. はケニー・ニールの息子さんだそうですね。恐るべしニール・ファミリー。
ボーカルはギターのSlam Allen が担当してますが、B.B.っぽい感じでちょっとディープさに欠けるかなと言う気もします。いずれにしても、日頃ライブで演ってるサウンドが聴けるということですね。
(5)(7)(9)は70年代のファンク・ブルースを思わせるサウンド。特に(7)は「100% Cotton」の頃のRocket 88 辺りを彷彿とさせるインスト・ブギで、年齢を感じさせないコットンのハーモニカは強力ですね。やはり、この辺のサウンドが好きだな。
(4)(6)(8)のスロー・ブルースの中では、アイボリー・ジョー・ハンターの名曲(8)が良い。トレモロを効かせたハーモニカは鳥肌もので素晴らしいです。
(4)(6)(8)のスロー・ブルースの中では、アイボリー・ジョー・ハンターの名曲(8)が良い。トレモロを効かせたハーモニカは鳥肌もので素晴らしいです。
最後の曲はココ・テイラーに捧げた一曲。ふくよかでスケールの大きなフレーズとトリッキーなフレーズ、コットンらしくていいです。
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