2011年5月14日土曜日

Sista Monica Parker / Singin' In The Spirit


『Sista Monica Parker / Singin' In The Spirit』 (Mo Muscle MMRE 1122)
1. Singin' In The Spirit (intro)
2. Spirit You Are Our Mother/Father (feat. SMG Choir)
3. Oh Happy Day (feat. SMG Choir)
4. It's Good To Be Alive (feat. SMG Choir)
5. Music Is A Voice of God (feat. Tammi Brown & SMG Choir)
6. You Gotta Move (feat. Linda Tillery)
7. Intro to Dr. Watts (feat. Linda Tillery)
8. I Love The Lord (feat. Linda Tillery)
9. My Soul Says Yes (feat. Yvette Flunder & SMG Choir)
10. Cogic Yes! (feat. Yvette Flunder & SMG Choir)
11. There is Power (feat. Yvette Flunder & SMG Choir)
12. Praise Break (feat. Yvette Flunder & SMG Choir)
13. Bless That Wonderful Name of Jesus (feat. Yvette Flunder & SMG Choir)
14. I Shall Not Walk Alone (feat. Deanna Bogart)
15. Heart N' Soul (feat. Deanna Bogart & SMG Choir)
16. Soul Shine (feat. Harlan Isaac & SMG Choir)
17. I Got A feeling (feat. Yvette Flunder & SMG CHoir)
18. Singin' In the Spirit (reprise) (feat. SMG CHoir)


シスタ・モニカ・パーカーはカリフォルニア州サンタクルーズを拠点に活動している、ブルース、ソウル、ゴスペルを歌うシンガーです。
2010年にリリースされた今度のアルバムは、総勢60数名のクワイア・グループを率いてのゴスペル・ライヴのアルバムで、2009年11月にサンタクルーズのFirst Congregational Church という教会でライブ・レコーディングされたもののようです。
参加メンバーの中でもリード・ボーカルを担当してるBishop Yvette Flunder とかTammi Brown、Linda Tillery は多分ゴスペルシンガーだろうけれど全く知らない人達ですが、
Legendary Rhythm and Blues Revue にも参加していたブギウギ・ピアニストのディアナ・ボガートの参加はちょっと意外な感じでした。
シスタ・モニカはゴスペル・ライブと言っても、教会でブルースをバリバリ歌うシンガーですので、当然バンドも入れてゴスペルからブルース、ソウルをノリノリで演奏しております。そうですね「天使にラブソングを」という映画をイメージして頂ければ良いかと思います。

シスタ・モニカがリードを担当するのはアルバム前半と後半で、モニカの歌をもっと聴きたいという気持ちもあるのですが、色んなシンガーの歌を聴くのも一興ってもんでしょう。
冒頭1曲目の(2)は、クワイア・コーラスが中心のゴスペル・ソングで、モニカは合いの手を入れる程度。この合いの手も結構強烈だったりするのですが、、、何処かで聴いた事のあるようなキャッチーなメロディーを持つこのゴスペル・ソングは誰の曲だろう。粛々とと言った感じの1コーラス目、2コーラス目からはコンガを始めとしたリズム隊がラテン系のファンキーなリズムを刻む。
次の曲は、エドウィン・ホーキンス作詞作曲の有名なゴスペル。「天使にラブソングを2」でも取り上げられて誰もが知ってるポピュラーな曲になりましたね。バンドサウンドはコンテンポラリーなソウル仕立てでノリも良く、モニカとコーラスとのコール&レスポンスはやっぱり素晴らしくゾクゾクしてきます。
(4)はこれぞモニカ真骨頂のブルース・ナンバー。ロッキン・ブルースと言っていい位ハードなサウンドながら、クワイアとの絡みや歌の節回しなどやはりゴスペルって感じです。圧倒的な存在感のある迫力の歌声は圧巻で、これがシスタ・モニカの良さなんですよね。
フレッド・マクダウェルの(6)もモニカが得意としているブルース・ナンバーで、どっしりとしたシャッフルのスロー・ブルースだ。デュエットしてるLinda Tillery も個性的な歌い方ではあるけれど悪くはない、ただモニカの歌がやっぱ凄すぎるのです。Donnie Caruth のギターソロもブルージーで、教会であることを忘れてしまいそうだね。
後半では「Sweet Inspirations」にも入ってたソウル・ナンバー(16)。この曲はオールマンに在籍してるウォーレン・ヘインズというギタリストの曲で、なかなかの名曲ですね。男性ボーカリストとのデュエットはちょっと新鮮な感じでした。クワイアの素晴らしさと張り裂けんばかりのモニカの歌声に心打たれます。
アフタービートのファンキー・ソウル(17)。これも楽しいですね。最高です。

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